一人暮らしでネット環境にあまりお金を掛けたくない方におすすめ
自宅で固定回線を契約してないけど、パソコンでネットを使いたい時にテザリングは活躍します。
テザリングとはパソコンやタブレットをスマートフォンの通信を介して行うことです。
つまり、自宅に光回線などがなくてもパソコンやタブレットでネットを使えるということです。
※よく勘違いされるのですが、「デ」ザリングではありません。「テ」ザリングです。
固定回線(光・ADSL)の場合
フレッツ光などを契約しているご家庭はほとんどが無線LANルーターを使用していると思います。
この無線LANルーターからの電波を使ってパソコンやタブレット、スマホの通信を行っています。
絵心が無くて申し訳ないです。
赤いギザギザが電波だと思って下さい。
無線LANルーターから電波を発信しているのがイメージできましたね。
テザリングの場合
テザリングの場合はこうです。
つまり、スマホの電波を使って通信を行うということです。
【パソコンー(電波)ースマホー(電波)ーインターネット】
Wimaxなどのモバイルルーターと同じ役割です。
テザリングのメリット
最大のメリットは通信費を節約できることです。
光などの固定回線は月に5,000円くらいかかります。
スマホ代が8,000円だとすると合計で13,000円。
通信費でこれだけすると結構な支出になっちゃいますね。
学生さんには厳しい金額だと思います。
でもテザリングなら、スマホ代だけでカバーできるメリットがあります。
テザリングのデメリット
テザリングのメリットは節約できることでしたが、逆に言えばメリットはその一つだけです。
デメリットの方が多いので、それを理解した上で使いましょう。
通信量の制限がある
スマホの通信量が7GBなら7GBが上限になります。
スマホとテザリングの通信量は連動します。
テザリングをガンガン使っていたら、スマホの上限に引っかかって速度制限になってしまうこともあります。
パソコンを使って動画を見たり、大容量のデータのやり取りをする人はテザリングは向いていません。
簡単なネット閲覧やメールの送受信程度であれば問題ないでしょう。
速度が遅い
シビアな判定があるオンラインゲームはちょっと厳しいですね。
確実にラグが発生します。
試しにFF14新生エオルゼアをプレイしましたがワンテンポ遅れる感じでした。
今後、無線の技術が上がれば改善されるでしょうが、現状では避けたほうがいいでしょう。
スマホのバッテリーが減る
スマホで通信をしているのでバッテリーの減りは速くなります。
外出先だと気を使わないといけないでしょう。
結局どういう人におすすめ?
大前提として大容量の通信をしない人が対象になります。
YouTubeを頻繁にみたり、オンラインゲームをしたりする人は諦めましょう。
単身か二人暮らしくらいならテザリングでも大丈夫でしょう。
5人家族で全員スマホを持っているなら、光を契約してスマホの通信量を下げたほうが安くなると思います。
結論としては、たまにパソコンを使うライト層におすすめです。