Excelで年齢を求めるときはDATEDIF関数を使います。
SUMとかIFとか普通?の関数ならfxから関数を呼び出せますが、DATEDIF関数はなぜか仲間外れになっています。(後述)
DATEDIF関数を使うときは手打ちしましょう。
かと言って特別な操作が必要なわけではないので大丈夫です。
DATEDIF関数の構成
まずはDATEDIF関数の構成から
=DATEDIF(開始日,終了日,指定する日付の単位)
必要な引数は3つなのですごく簡単です。
開始日
開始日には生年月日を入力します。
入力するときはシリアル値で!
とは言っても自動でシリアル値に変換してくれるので、「H2.3.1」とか「1998/5/5」と入力すればOK!
終了日
いつ時点の年齢を求めるかによって変わります。
今日現在の場合は=TODAY()
今年(2018年)の4月1日現在の場合は2018/4/1
指定する日付の単位
年齢を求める場合は”Y”と入力してます。
入力するアルファベットで以下のように変化します。
DATEDIF関数の使い方
それではさっそく実践です。
まずは基本的な使い方から
1997年5月5日生まれの人が2018年4月1日現在で何歳か?を求めています。
今日現在の年齢を求めたいときは、終了日に「=TODAY()関数」を入れます。
式に直接、TODAY()を入力してもOKです。
ちょっと特殊な使い方ですが、指定する日付の単位を”m”に変えてみました。
すると「250」という答えが返ってきましたね。
これは誕生日(1997年5月5日)から2018年4月1日までの月数が250ヶ月ということを表しています。
今度は”d”、つまり日数を指定しました。
返ってきた答えは7612日。
年を日数に変えるだけで随分印象が違いますね(笑)
自分の誕生日で計算すると結構おもしろいですよ。
まとめと注意点
DATEDIF関数は簡単に年齢を求められるのですごく便利な関数です。
私も多用しています。
しかし、DATEDIF関数はなぜかfxから呼び出せません。(つまり非公式)
昔からずっとこの扱いなので今後も変わらないでしょう。
非公式の関数なので他の関数と違って入力補助も無いですし、ヘルプもありません。
とは言っても気になるのはそれくらいです。
一部の条件下では正しい結果が出ないようですが、普通の使い方なら何も問題ないのでガンガン使ってください。
※参考までにオフィスサポートのページを載せておきます。