インターネットリテラシーを教えること
失敗から学ぶことは大切ですが…
何事も失敗から学ぶことは多いと思います。
やってみて、失敗して、学習する。
実際にやってみることは非常に大切だと思います。
机上の空論だけではいけませんよね。
しかし、インターネットに関してはこのやり方は危険です。
小さな失敗を積み重ねてインターネットの知識を身につけていけば、それが一番いいです。
でも、一回の失敗が取り返しの付かないものになる可能性もあるのです。
ネット犯罪から守ってあげましょう
インターネットを正しく利用できる能力をインターネットリテラシーといいます。
子どもはインターネットリテラシーが低いです。
何も分からない子どもがインターネットの中にぽーんと放り出されるのはすごく危ないです。
まずは保護者が守ってあげて徐々にインターネットリテラシーを上げていきましょう。
どんな方法で子どもたちを守るの?
1 フィルタリング
フィルタリングとは、子どもにとって有害な情報にアクセス出来ないようにするシステムです。
フィルタリングの特徴は以下のとおりです。
○ 出会い系サイト、アダルトサイト、暴力的なサイトなど有害な情報にアクセス出来ないようにする。
○ 小学生には強めにフィルタリング、中学生、高校生と成長するにつれてフィルタリングの強さを変えることが出来る。
○ 携帯電話、スマートフォン、ゲーム機、パソコンなど、どの機器でもフィルタリングを設定できる。
フィルタリングは有害情報へのアクセスをしっかり止めてくれます。
フィルタリングは絶対に設定しましょう。
2 インターネットを使うルールを決める
これが一番大事です。
例えばスマホが使えるのは8時までとか、ゲームは1日1時間とかルールを決めましょう。
子ども任せにしてしまうと、だらだらと使用して勉強に支障が出たり、ネットゲームを夜遅くまでしたりといいことがありません。
家庭内ルールとして参考になるのが「スマホ18の約束」です。ぜひ検索してみて下さい。
そして、「なぜルールを決めるのか」をしっかり理解させましょう。
まとめ
インターネットの世界は日進月歩。どんどん新しい技術が出てきます。
でも使う必要がなければ付いていく必要はありません。
必要な機能だけ使えばいいのです。
そしてネット犯罪からあなたや、あなたの子どもさんを守ることは難しいことではありません。
技術が進歩してもやるべきことは変わりません。
インターネットに疎いとついつい敬遠しがちですが、少しだけでいいので勉強をして自分たちの身を守るよう努力して下さい。
インターネットの世界は自分の身は自分で守る必要があるからです。