WiMAX2+のモバイルルーターと無線LANルーターを繋げてみた
WiMAX2+はかなり実用的な速度なので、自宅の固定回線代わりとしても十分に利用できます。
WiMAX2+を自宅の固定回線(フレッツ光など)の代わりとして使う時は、WiMAXからの電波を直接拾ってもいいのですが、無線LANルーターを経由した方が色々とメリットがあります。
例えば、今まで構築してきたLANを崩す必要がないことです。
私のLANの構成は
- PC
- PS3
- プリンター
- テレビ
- タブレット1台
- スマホ4台
こんな感じでかなりの台数です。
これを設定し直すのはかなり面倒ですね。
プリンターはWi-Fiなので無線LANルーターは必須ですし、簡易NASを使っている場合も同様です。
他にもパソコンを有線LANで接続できるメリットもあります。
速度的にはそんなに変わらないでしょうが、有線の方が多少安定するのは間違いありません。
ということで、ややイレギュラーな使い方ですが、WiMAX2+モバイルルーターと無線LANルーターを接続してみます。
WiMAXと無線LANルーターを繋げてみよう(準備するもの)
まずはWiMAX2+のモバイルルーターです。
これで受信した電波を無線LANルーターに送るのですが、このままでは繋ぐことができません。
無線LANルーターに繋ぐには有線LANポートが必要なのです。
そこで必要になるのがクレードルです。
クレードルという名称ですが、簡単に言うと充電スタンドみたいな感じです。
こんな感じでセットします。
ガラケー時代は充電スタンドが一般的でしたね。
これでルーターが充電されるのですが、もう一つ機能が付いています。
それが、有線LANポート!
左側は充電の差込口です。(マイクロUSB)
あとは無線LANルーターとLANケーブルがあれば準備はOKです。
それでは接続してみましょう。
WiMAXと無線LANルーターを繋げてみよう
接続方法はとても簡単です。
無線LANルーターとWiMAXモバイルルーターをLANケーブルで繋げるだけ。
こんな感じです。
(分かりやすくするために電源ケーブルは省いています。)
WiMAX側の設定は何も必要ありません。
ただ繋げるだけです。
無線LANルーター側も特に設定は必要ないです。
私の場合はフレッツ光からWiMAXに乗り換えたので、繋げる前に無線LANルーターをリセットしました。
リセットしてLANケーブルで繋げただけで接続完了です。
※ お使いの無線LANルーターによっては何らかの設定が必要かもしれません。
WiMAXと無線LANルーターを繋げてみよう(注意事項)
本来はこの有線LANポートはパソコンに繋げるためのものだと思います。
UQWiMAXの公式ホームページを確認しましたが、無線LANルーターとの接続についての記述はありませんでした。
あまり一般的ではないのかもしれませんね。
まあでも普通に使えますので安心して下さい。
でも、速度はあまり速くありません。(特に上りが…。)
速度を求める方はおとなしく光回線を導入した方が幸せになれるでしょう。
それと完全に自宅用としてWiMAXを使うのであれば、据え置きタイプのWiMAXルーターもありますのでそちらも検討してみたほうがいいと思います。
あ、それとWiMAXルーターは窓際に置きましょう。
電波の拾い具合がぜんぜん違います。