自作パソコンに必要なパーツ
はじめに
マザーボード、PCケース、CPU、メモリ、HDD、電源などパソコンを構成しているパーツはたくさんあります。
どれか1つでも欠けるとパソコンは動きません。
この記事ではパソコンパーツについてざっくりと説明します。
本当にざっくりです。
しかし大体のイメージは掴めるとは思います。
パーツ選び前の準備運動と思ってください。
初心者の方が「このパーツはこんな役割があるんだなー。」「このパーツはこんな形なんだなー。」くらいの参考にしていただけたら幸いです。
マザーボード
マザーボードはパソコンの土台です。
赤枠がマザーボードです。
いかにもコンピューターって感じですね。
マザーボードにケーブルがたくさん刺さっていますが、これがハードディスクやら電源やらに繋がっているわけです。
パソコンパーツは全てマザーボードに接続されます。
だから「土台」なのです。
ちなみにマザーボードを交換する=全てのパーツを外すなので、かなり面倒です。
CPU
CPUはパソコンの頭脳です。
CPUの性能次第でパソコンの動きが変わります。
性能が良ければサクサク動きます。
性能が悪ければもっさりとした動きになります。
場所はこのファンの下です。
コンピューターは熱に弱いのでファンで風を送り冷やしているのです。
風で冷やすことを空冷といいますが、水で冷やすことを水冷といいます。
車やバイクのラジエーターみたいな感じです。
水冷は一般的な使い方ではほとんど縁がありませんが、興味のある方は検索してみてください。
メモリ
メモリはパソコンの机です。
机が広いと一度にたくさんの仕事ができますね。
一度にたくさんの仕事をするというのは
YouTubeで音楽を聞きながらWordを使ったり、iTunesで音楽を聞きながら動画編集ソフトを使用することです。
メモリの性能が良いほど、同時にいろいろな作業ができるというわけです。
この細長い板がメモリです。
4GBのメモリが2枚刺さっているので合計8GBとなります。
HDD(ハードディスク)
ハードディスクはパソコンの倉庫です。
音楽、写真、画像、動画などを保管する場所です。
一昔前までは250GBとか500GBが主流でしたが、最近では1TB、2TBをお手頃価格で購入できます。
1TBは1000GBです。
ちなみに皆さんのスマホはどれくらいの容量ですか?
おそらく16GBか32GBくらいでしょう。
それを考えると1TBがどれくらいの大容量かというのが分かると思います。
銀色の箱がハードディスクです。
上が500GB、下が1TBですが、容量は違っても大きさは同じです。
電源
電源は…パソコンの電源です。
そのままです。
コンセントから電源を介して電力を供給します。
PCケース
PCケースの選び方によって性能が変わってきます。
筆者のPCケースはミドルタワーです。
フルタワーほどではありませんが、ある程度の拡張性はあります。
ミドルと言えどもかなりデカイです。
自作パソコンのメリットは好きなケースを選べることです。
筆者はデザインよりも値段重視で選びました。
SSD
だいぶ一般的になってきたSSDです。
SSDとはHDD(ハードディスク)と同じ記憶媒体ですが、読み書きが速いという特徴があります。
なのでSSDを組み込むことによりパソコンの動きが速くなります。
特に顕著なのが起動時間です。
筆者も最初にSSDで起動した時はあまりの速さに感動しました。
問題はHDDに比べて値段が高いことですね。
値段が高いのであまり容量の必要のないシステムドライブをSSDにする方法が一般的です。
○ システムドライブ(パソコンを動かすための基本プログラム)をSSD
○ 記憶領域をHDD
SSD125GBくらいなら10,000円以下で購入できます。
SSDは小型で軽量なので取り付け場所の自由度が高いです。
まとめ
どうでしたか?
各パーツの役割や取り付け位置など大体のイメージを掴めたと思います。
組み立てる前に全体像を把握するのは非常に大切です。
この他に必要な物はディスプレイ、キーボード、マウスなどです。
ただ、この記事を見ただけでは自作パソコンのスタートラインに立っただけに過ぎません。
次は各パーツの性能を調べます。
そしてパーツごとの相性を調べて、予算内に収まるかを検討しないといけません。
先は長いですが、がんばりましょう。