インターネットの情報を鵜呑みにしないこと
インターネット上には様々な情報が飛び交っています。
その中には正しい情報もありますが、誤った情報も含まれています。
誤った情報とは「ウソ」の情報です。
ウソ情報はインターネットに山のように転がっています。
でもどれが本当で、どれが嘘かなんて分かりません。
「この情報は本当ですよ。」「これは嘘ですよ。」なんて書いてないからです。
あなた自信で判断するしかないのです。
インターネットを利用する時には「情報を見抜く力」が必要になります。
ウソ情報の発信先
現在は誰でもインターネットが使える環境になりました。
昔はパソコンがなければ情報発信は難しかったですが、今や子どもがスマホやゲーム機で気軽に書き込みをしています。
現在の情報発信ツールと言えばSNSでしょう。
TwitterやLINEなどのSNSは情報共有が容易ですので、あっという間に情報が広がっていきます。
他にもブログや掲示板、サイトなど、ウソ情報は多岐に渡って発信されています。
ウソ情報の目的
なぜウソ情報を流すのでしょうか?
ウソ情報を流すのは目的があります。
目的を知ればウソ情報の被害に遭うことを防ぐことができます。
- アクセス目的
- いたずら目的
- 金銭、身体目的
ツィッターなどでデマ情報を流す人は「目立ちたい」「リツイートされたい」という動機があります。
コンビニの冷蔵庫に入ったり、駅の線路内に入ったりするツィートが問題になりましたが、全て「アクセス目的」「いたずら目的」に該当します。
もう一つは「金銭、身体目的」です。
詐欺サイト、偽通販サイト、ワンクリック詐欺、迷惑メールなどは、全て金銭目的のウソ情報です。
ありとあらゆる手を使ってあなたを騙そうとしてきます。
未成年者は身体目的で狙われます。
子どもはスマホを使って大人と簡単にコンタクトを取れます。
いい大人だけならいいのですが、実際はそうではありません。
子どもたちは騙されることに免疫がありませんから、犯罪者にだまされやすいです。
ウソ情報にだまされないために
ウソ情報にだまされないためには「疑う心」でインターネットを利用してください。
「疑いながら」って何だか寂しいですが、自己防衛のためには仕方ありません。
インターネット上が全て善意に満ちた正しい情報ならいいのですが、実際はそうではないからです。
では、情報の真偽をどのように判断すればいいのでしょうか?
それには発信元を確認することが最も有効な方法です。
例えば大手サイトに掲載されているニュースや著名な人が発信している情報は信ぴょう性が高いです。
なぜなら「責任」があるからです。
責任がある会社や個人は適当な事は発信しません。
一方、2ちゃんねるやツイッターなど不特定多数の人が書き込みできるものは注意が必要です。
そこには「責任」はありません。
個人が特定できないので、好きなことを書きたい放題です。
こういった所の情報は単体で判断するのではなく、その情報に信ぴょう性があるかソース(情報元)を他で確認することが大切です。
情報を見極める力をつけよう
インターネット社会では情報を見極める力が必要です。
昔は「情報」には一部の人しか触れることができませんでした。
今は誰でも平等に情報にアクセスできます。
年齢も性別も会社も役職も関係ありません。
これはチャンスです。
インターネット上の膨大な情報を上手く活用できれば、あなたの資産になります。
膨大な情報から取捨選択する力を身につけなければいけません。
2ちゃんねるにもツィッターにも有益な情報はたくさんあります。
しかし、無益な情報も同じくらいあります。
情報の波に飲み込まれてしまわないようにしましょう。
間違ってもウソ情報を拡散するようなことをしないでください。
ウソ情報をSNSのタイムラインやリツイートに載せてしまうと危険です。
あなたの知り合いにもウソ情報を流すことになります。
チェーンメールやチェーンメッセージはあなたの所で止めましょう。