数式の参照元が空白のデータの時に計算結果を0(ゼロ)ではなく空白を表示させる方法。
文章だとよく分かりませんね(^_^;)
要はこういうことです。
2番の田中くんは風邪で学校を休みテストを受けることができませんでした。
合計の「0」を表示させずに「空白」にしたい。
そんな時に使う関数です。
赤枠に入力されている関数は
=M6+N6
0+0=0だから計算結果は「0」になっています。
ここにIF関数を加えましょう。
=IF(M6="","",M6+N6)
あら不思議!?
「0」が消えて空白になっていますね。
この関数の内容を説明すると
こうなります。
- M6(国語の点数欄)に何も入力されていなければ空白にしますよ。
- それ以外(何か入力されていれば)国語と算数の合計点数を表示しますよ。
もちろん「M6が空白だったら~」は算数(N6)に置き換えてもOKです。
では国語と算数がどちらも空白だったら合計を空白にするパターンはどうなるでしょう?
=IF(AND(M6="",N6=0),"",M6+N6)
こうですね。
AND(M6="",N6=0)のところがポイントです。
「M6が空白かつN6が空白」だったら空白、それ以外だったらM6+N6
この場合は国語か算数のどちらかに数字が入力されていれば合計が表示されます。
どちらも空白の場合はもちろん合計も空白になります。