インターネットの使い方ってどう教えたらいいの?
インターネットがある世界
子どもたちがインターネットを利用するのは今や当たり前になっています。
子どもたちが生まれた時からインターネットは当たり前のようにありました。
子どもたちは物心ついた時からインターネットに触れています。
一方、私たち大人はどうでしょうか?
インターネットが一般に普及し始めたのはWindows95の発売以降と言われています。
私たちは学校教育でインターネットを学んだわけではありません。
ネット機器を持ち始めたのも大人になってからです。
インターネットに詳しい人はほんの一握り。ほとんどの人はネット閲覧やラインのやりとりくらいしか分かりません。
だから「インターネットに詳しくない」というのはある意味当然の状態です。
「コンピューターはよく分からない」は危険?
知らないものは教えようがない
子どもたちが使っているゲーム機やスマホでどんなことをしているか知っていますか?
こういった機器の取り扱いは子どもの方が知っているという方も多いと思います。
保護者は子どもがネット機器でどんなことをしているか分からない。
危ないことはしてないかな?と気になるけど何をどう教えればいいのか分からない。
これは非常に危険なことです。
インターネットは犯罪者との距離が近くなる
今は携帯型ゲーム機でもネット閲覧やメッセージのやり取りが出来ます。
スマホは小さなパソコンです。パソコンで出来ることは、ほとんどスマホで出来ます。
出会い系、アダルト系、暴力系、どこでもアクセス可能です。
つまり、犯罪者と直接繋がる可能性があるということです。
犯罪者は分かりやすい所から来るとは限りません。
例えば、子どもが夢中になっている携帯ゲーム、これには利用者同士が直接メッセージを遅れる機能があります。
犯罪者はプロフィールを詐称して子どもに近づきます。
インターネットの世界ではいくらでも身分を偽ることができます。
子どもに近づいてどうするのか?
多くの目的は「体」目当てです。裸の写真を送らせたり、直接会おうとしたりします。
普段の生活では絶対に接点のない犯罪者と簡単にコンタクトを取れてしまうのがインターネットなのです。
ネット機器を与えるなら知る努力が必要
全てを知る必要はない
スマホやゲーム機を子どもに与えるなら保護者が危険性を知る必要があります。
ただし全てを知る必要はありません。
そんなことをしていたら大変です。
幸いにも現在は子どもたちをネット犯罪から守ろうとする動きが多いので、各社からガイドラインが出ています。
スマホであれば携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)、ゲーム機であれば任天堂、ソニーなどです。
各社のホームページを見てもいいですし、それが分かりにくかったらショップでもカスタマーセンターでも直接聞けば教えてくれます。
ガイドラインには子どもたちをネット犯罪から守る方法が分かりやすく書いています。
覚えるのはここだけです。細かい操作方法なんかは覚える必要はありません。
どのような危険性があり、どのような対策を取るべきか?
これを知っているだけで全然違うのです。
まとめ
インターネットは非常に便利なのですが、それに比例してネット犯罪も増えています。
実際に犯罪に巻き込まれた児童も多いです。
何も知らない子どもたちをしっかり守ってあげましょう。
そのためには最低限の知識を持ちましょう。