COUNTIF関数で特定の文字列を数える
COUNTIF関数は指定した条件に一致したセルを数えます。
COUNT関数シリーズはいくつか種類があるので上手く使い分けましょう。
※ COUNT関数は数値が入力されているセルを数える。
※ COUNTA関数は空白のセルを数える。
COUNTIF関数の入力方法
まずは入力方法を確認しましょう。
引数が2つだけなのでシンプルな構成です。
=COUNTIF(D3:D13,C17)
引数の意味はこうなります。
=COUNTIF(範囲,条件)
わかりやすく書くと
=範囲の中から条件に一致するセルを数えるよ(範囲,条件)
条件は「文字列」でも「数値」でもOKです。
COUNTIF関数の使い方
それでは実際に使ってみましょう。
オレンジ色に塗りつぶしたセルに数式が入力されています。
COUNTIF関数はまず範囲を指定します。
範囲はD3:D13、つまり青枠の部分です。
次に条件を指定します。
条件は「MF」です。(文字列を直接入力するときは””で囲みましょう。)
範囲の中から条件に一致する個数は…「5」個ですね!
それでは別のパターンでやってみましょう。
=COUNTIF(D3:D13,C17)
今回の式は「条件」でセルを参照しています。
セルC17には「5」が入力されています。
つまり、範囲の中から「5」の個数を数える式になります。
「条件」は直接入力と参照入力の2パターンの入力方法があります。
直接入力→=COUNTIF(D3:D13,”MF”)
参照入力→=COUNTIF(D3:D13,C17)
COUNT関数やCOUNTA関数と違い、条件を指定できるのがCOUNTIF関数の利点です。
非常に使い勝手のいい関数なので積極的に使ってみましょう。