自作パソコンとは?
そもそも自作パソコンというパソコンがあることを知らない人も多いと思います。
自作パソコンとは「自分でパソコンのパーツを選び、自分で組み立てること」です。
この時点で
「なんでそんなことする必要があるの?」
「難しそうだし、面倒くさそう。」
と思った方がこれ以上読んでも無駄なので戻るボタンを押してください。
自作パソコンのメリット・デメリット
第2ステージへようこそ、では次に自作パソコンのメリット・デメリットを説明します。
自作パソコンのメリット
○ 自分の使いたいパーツを組み合わることができる。
○ 性能アップがかんたん
○ 部品の交換がかんたん。自分で修理ができる。
○ パソコンの仕組み(構成)を学べる。
自作パソコンのデメリット
○ まずはパーツ選びからだが、ある程度の知識が必要なので下調べをしないといけない。=時間が掛かる。
○ 故障した時は故障した箇所を自分で特定しないといけない。
○ 組み立ては難しくないが失敗する可能性もある。その時はもちろん自己責任である。
自作パソコンはデメリットの方が多い
はっきり言ってデメリットの方が多いです。
まずはパーツ選びですが、マザーボード、PCケース、CPU、メモリ、HDD、電源、ディスプレイ、キーボード、マウス…ざっとこれだけあります。
これらのパーツの性能やパーツごとの互換性を入念に下調べしてから購入しないと失敗する可能性が高いです。
この時点でかなりの時間が必要です。
それから組み立てに入り、OSをインストールしたり、便利なソフトが最初から入っていないので自分で探したりと、とにかく大変です。
一昔前までは自作パソコンは安いと言われてましたが、今ではBTOパソコンと変わりません。
なので、自作パソコンは
「パソコンの構造を勉強したい。拡張性が高いパソコンがいい。自分で何かを作るのが好きだ!」
という人に合っていると思います。
第2ステージを読んで「ちょっと自分には向いてないです…。」という方はそっと戻るボタンを押してください。
それでも自作パソコンをおすすめしたい
ようこそ第3ステージへ
ここまで来たあなたはかなりマニアックだと思います。
もう少しでゴールですよ。
デメリットはメリットだ
デメリットでパーツ選びに知識が必要だと言いましたが、逆に言うとパーツの知識が付くということです。
マザーボード、PCケース、CPU、メモリ、HDD、電源などなど。名前は聞いたことあると思います。
でも具体的に、これらのパーツがどういう役割をするのかどういう種類があるのかは分からないですね。
組み立ての時はもちろんですが、パーツ選びの段階でかなりの知識が付きます。
パーツを長く使える
筆者の自作パソコンのCD/DVDマルチドライブは、前パソコンから通算10年くらい使ってます。
500GBのハードディスクも前パソコンからの流用ですが、バックアップ用として活躍してます。
もちろんパーツによっては流用が効かないものもありますが、パーツごとに入れ替えをして長くつかうことができます。
拡張も自由自在
例えば筆者のPCケース(ミドルタワー)の構成は以下のとおりです。
○ 5インチオープンベイ×4
○ 3.5インチシャドウベイ×5
○ 2.5インチオーブンベイ×1
○ 2.5インチシャドウベイ×1
「ベイ」とはパーツを収納する場所です。
多ければ多いほどたくさんのパーツを付けることができます。
筆者のパソコンはそこそこの性能があるのですが、まだベイが5つも空いています。
まだまだ性能アップの余地があるんです。
メーカー製のパソコンではこんなにベイはありませんので不可能です。
結局は自己満足ですが…
そうなんです。自己満足の部分がけっこう大きいんです。
でも、組み立ててOSをインストールして無事起動した時は本当に嬉しいですよ。
何より愛着が湧いて大事に使うようになると思います。
パーツの知識やトラブル対応能力も上がるので、少しくらい故障しても自分でパーツ交換してしまうでしょう。
「でもやっぱりちょっと不安だな…」という方は、最初はBTOパソコンを買うのもいいでしょう。
さて、ここまで読んでいただきありがとうございました。
あなたは第4ステージをクリアし、自作パソコン適性診断に合格しました。
自作パソコンを組み終わった時、かけがえのない物を手に入れることでしょう。
なぜなら、「自分でする」ことが一番の勉強になるからです。
「自作パソコンにチャレンジ」を執筆中です。お楽しみに!