Windowsがお使いのコンピュータで潜在的な脅威を検出しました。
あぁ…。
やってしまいました~…。
パソコンでネットしてたら突然こんな画面が表示されました。
あなたのPCはブロックされました。
エラ#DW6VB36
当社に今すぐお電話ください:03-4520-8175
この重要な警告を無視しないでください。
このページを閉じると、当社のネットワークがダメージを受けないよう、あなたのPCへのアクセスを無効にします。
お使いのPCからウイルスとスパイウェアを検出しました。PCから盗まれている情報:
>Facebookのパスワード
>クレジットカード情報
>Eメールアカウントのパスワード
>このコンピュータに保存されている写真
我々のエンジニアがウイルスの駆除方法をお教えしますので、今すぐお電話ください。あなたのコンピュータが無効にならないよう、5分以内に我々にお電話下さい。
サポートへの電話番号:03-4520-8175
「OK」を押しても、「×」を押しても画面は消えませんー。
これは今流行りの偽のウイルス警告画面ですね。
このブログで皆さんに「ネットの詐欺に気をつけましょう。」と散々言っておきながら見事に引っかかってしまいました。
お恥ずかしい限りです…(^_^;)
普通に車のサイトを見ていただけなんですけど(←言い訳)
まあ、引っかかってしまったのは仕方ないのでブログのネタにします。
ウイルス警告画面の目的は?
まず重要なのは「本当にウイルス感染したかどうか?」ですが、ウイルス感染していない場合がほとんどです。(100%とは言えません)
奴ら(詐欺業者)の目的は私たちからお金をだまし取ることです。
流れ的にはこんな感じ。
- ウイルス感染の警告画面を表示!
- サポートセンターに電話させる
- ウイルス駆除名目でお金をだまし取る
試しにサポートセンター(03-4520-8175)を検索してみてください。
詐欺だという情報が山ほど出てきます。
ちなみに画面右下にはこんな画面が出ています。
Windowsがお使いのコンピュータで潜在的な脅威を検出しました。
Windows Security Essentialはウイルスをブロックできませんでした。Windowsは、プライバシーを侵害したり、コンピュータに損傷を与える可能性がある潜在的な脅威を検出しました。
エラーコード:0x8024402c、Windowsが定義ファイルの更新をインストールできませんでした。
この画面も詐欺の画面です。
ウイルスを検出したくせにブロックしなかったってどういうこと???
あ、ちなみにWindowsは全く関係ありませんねコレは。
マイクロソフトは商標権侵害で訴えてもいいレベルです。
サポートセンターに電話をすると、片言で日本語を話す怪しいオペレーターに遠隔操作ソフトを入れられたり、クレジットカードで支払いをされたりしますので絶対に連絡してはいけません。
警告画面の消し方は?
「×」で閉じようとしても警告画面が消えない!
ふぅ…悪質ですね~。
要は「消したければ電話をしろ。」ってことです。
ワンクリック詐欺と同じ手口です。
そんな時は次の手順を試してみてください。
1 タスクマネージャーを開く
「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押す。
2 ブラウザを選択して「タスクの終了」
これでブラウザは強制的に閉じられます。
もう一回開いてみて警告画面が表示されなければOKです。
最後に念のためウイルス対策ソフトで全てのデバイスを検査します。
とりあえずウイルスは検出されなかったようです。
ひとまず安心と言ったところですね。
しばらくは注意してパソコンの挙動を観察しましょう。
タスクマネージャーで消えない場合は、Cookieとキャッシュの削除。
それでも消えない時はシステムの復元でしょうか…。
パソコンに詳しくない方は専門店にさっさと持ち込むのが一番だと思います。
間違っても連絡しないように気をつけてください。