クロネコヤマトはショートメールでの不在通知は行っていません
クロネコヤマトの不在通知やお届け予定の「偽」ショートメールが急増しています。
公式サイトにも記載があるとおり、クロネコヤマトはショートメールでの不在通知を行っていないので気を付けてください。
偽の不在通知の特徴は?
- URLがヤマト運輸とは違うものが使われている。(例:kuronekoyamarto、kuronekoyamutoなど)
- ドメインが違う。(ヤマト運輸はco.jpです。.comなどが確認されています。)
- 怪しいサイトに誘導される。
クロネコヤマトの偽メールに騙されたらどうなる?
URLをクリックすると怪しいサイトに誘導されます。
そこで、不審なアプリをインストールされたり、AppleIDの入力を求められたりします。
- 不特定多数の人に同じ内容のSMSを勝手に大量送信する。
- デジタルコンテンツを勝手に購入される。
- AppleIDに不正アクセスされる。(アカウントの情報が抜き取られる。)
同じような手口の佐川急便の偽ショートメールから推測するとこのような被害が考えられます。
不特定多数の人にSMSが送信されると、受信した人から大量の着信がくることもあります。
一人一人に「これは詐欺で被害者です。」と対応してもいいですがなかなか難しい場合もあります。
その時は一時的に着信拒否の設定をするなどの対策も考えましょう。
URLをクリックしたり、アプリをインストールしたりしたらどうすればいい?
早急にファイルの削除やアプリのアンインストールを行ってください。
しかし、そもそも怪しいアプリの特定が難しい場合もあります。
さらに不審なアプリをインストールしてしまった時点でスマホがどんな動きをしているか見当もつきません。
そんな時はやや面倒ですが、スマホの初期化をしましょう。
「背に腹は代えられない」という感じですね。
LINEの通知サービスは存在する
最近はメールでやLINEでの配達予定の通知が行われています。
これってすごく便利ですけど、逆に「あ、ショートメールでの通知も始めたんだね。」と思っても仕方ないかもしれません。
LINEの通知サービスは存在しますが、ショートメールでの通知は行っていません。
この点だけ注意していれば大丈夫です。
しかし、この手の詐欺はどんどん新しい手口が出てきます。
身に覚えのないメールや通知が来たときは、すぐにアクセスしないでネットで調べる癖をつければ騙される危険性がぐっと下がります。
別パターンのクロネコヤマトの偽メールはこちらをご覧ください。