費用を抑えてトリプルディスプレイに!
デュアルディスプレイってけっこう簡単に構築できちゃいますよね。
今使っているパソコン+モニター1台であっという間に完成です。
パソコンとモニターをケーブルで繋ぐだけ!
だったらトリプルディスプレイも楽勝でしょ。
…と思って調べてみると意外と大変そうなことに気がつきます。
なぜ大変なのかというと、ほとんどのパソコンって2画面出力が標準仕様なんですね。
つまり、特に何もしなくても2つのモニターを表示させることができるわけです。
しかし!3つ以上になってくると一気にハードルが上がります。
「2つはできますけど、3つは無理ですよー」となるわけです。
そこで登場するのがグラフィックボードです。
「トリプルディスプレイ」で検索するとこの言葉が山ほど出てきますね。
グラフィックボード(グラボ)の役割は画面に映し出す能力を強化することです。
これさえあればトリプルディスプレイにも余裕で対応できるのです。
他にも、高画質のゲームをグリグリ動かしたい時とか4K動画の出力とかに必要ですね。
グラフィックボードを買う前にマザーボードを確認すべし
「だったらグラフィックボードを買えばいいじゃん。」
まあ、そうなんですけどね。
でもグラフィックボードってけっこう高い。
そこそこの性能を求めるなら2万円くらいは飛んでいきます。
でも、なるべく出費は抑えたいですよね。
私もそうです。
ということで、グラボを買う前にお使いのパソコンを調べてみましょう。
もしかしたらグラボを買わなくてすむかも??
マザーボードの画面出力は何台?
調べる場所はパソコンのマザーボードです。
あなたのパソコン。もしかしたら3画面出力対応かもしれませんよ。
ホームページのユーザーズマニュアルの「画面出力機能」を確認してみましょう。
最大3台までのマルチディスプレイ環境に対応の文字が!
こうなったらラッキーです。
グラフィックボードを追加しなくてもマザーボード(オンボード)でトリプルディスプレイ環境が構築できちゃいます。
実際、私もこれがきっかけでトリプルディスプレイにしました。(グラボを買う必要が無いので)
出力端子のHDMI、DVI、VGAの三系統をフルに使います。
VGAなんかは画質の期待はできませんが、為替のチャートを流すくらいなので全く問題なし。
懸念していたパソコンの処理能力も問題なし。
もちろん、予算に余裕があればミドルレンジ以上のグラボの取り付けを強くお薦めします。
性能アップでヌメヌメサクサクが期待できます。
低予算でトリプルディスプレイを狙っている人はオンボードの3画面出力を検討してみてはいかがでしょうか?