LINEを使ったいじめ…危険性は確かにある
今やインフラの一部と化しているラインですが、皆さんも通信手段として重宝しているのではないでしょうか。
メール世代なら分かると思いますが、ラインというのは本当に便利なアプリですよね。
すごく便利だからこそみんなが使うし、みんなが使うからこそラインだけで連絡は事足りてしまいます。
今さら「メールに戻れ。」と言われてもそれは無理な話ですね。
さて、便利で使いやすいラインですが、子どもたちが使いたがるのも無理はないでしょう。
早い子どもだったら、小学校高学年くらいから「ラインを使わせて。」と言ってきます。
ラインを使わせるべきか否か
自分の子どもが「ラインを使いたい。」と言ってきましたらどうしますか?
さすがに小学生ではまだ早すぎる気がします。
いや、今の子どもは小学生でもラインを使っている子どもがたくさんいます。
子どもの「みんな使っている。」という言葉はあながち嘘ではありません。(もちろん地域にや学校によって違います。)
でもラインを使ったいじめの話はよく聞きます。
ラインを使って巻き込まれた犯罪のニュースも…。
もし、自分の子どもがそんなことに巻き込まれたら…。
考えるだけでも恐ろしいですね。
便利なはずのラインで自分の子どもが傷付くかもしれないのです。
ラインは危険なのか
ラインは危険なアプリなのでしょうか?
子どもにラインを扱わせるのは良くないのでしょうか?
答えは「ノー」です。
ラインはとても便利なコミュニケーションツールです。
上手に使えばあなたの生活をとても豊かにしてくれます。
でも、もし使い方を間違ってしまったら…。
そう。
便利なものは使い手次第で良くも悪くもなってしまいます。
包丁と一緒です。
上手に使えばおいしい料理が作れる。
間違った使い方をすると人を傷付けてしまう。
包丁は料理を作るためのものです。
じゃあラインは…?
ラインの使い方を教えてあげよう
子どもはラインの上手な使い方、正しい使い方を知りません。
保護者の皆さんが教えてあげましょう。
教えるのが難しい?
いいえ。そんなことはありませんよ。
「人を傷つけるようなことを言ったらいけないよ。」
「知らない人とトークしたらダメだよ。」
「使いすぎは良くないよ。友だちと話したいことは学校で話そう。」
「ラインを使えるのは9時までだよ。」
「勉強もお手伝いもちゃんとするんだよ。」
どれも当たり前のことです。
ラインだからこうしないといけないというルールはありません。
子どもと一緒にラインを使おう
例えば、小学生くらいなら親のアカウントを使わせるのもいいでしょう。(中学生になるとちょっと難しいですが…)
これなら保護者側でトークの内容がチェックできるので安心です。
ラインの時間を19時から20時までと決めてみましょう。
だらだらとトークをするのを防ぐことができます。
他にも宿題が終わらないとラインが出来ないなどなど。
ルール作りは非常に大切です。
子どもは興味があるものに対してストップが効かなくなります。
保護者がしっかりと見守ってあげましょう。
子どもたちの将来のために
10年後、20年後、私たちの生活は一体どうなっているのでしょうか?
一つ確実なのはインターネットはもっと身近なものになっていることです。
今後、インターネットに触れない生活というのは不可能な社会になります。
いつかはスマホを持たせないといけない、ラインを使わせないといけない。
その「いつか」が来る前に正しい知識を身につけてあげると、子どもが非常に助かると思います。
もし準備が出来てなかったら前述のとおり、教えながら使わせましょう。
子どもに使わせっぱなしが一番危険です。
子どもは使い方が分からないのです。
だから、時に間違ってしまうことがあります。
保護者の皆さんが正しい使い方を教えてあげてください。