できるだけ危険を回避しましょう
このブログはネット詐欺や犯罪を多く取り上げています。
その中で「迷惑メールに返信したらいけません。」「怪しいURLをクリックしてはいけません。」「迷惑メールもワンクリック詐欺も無視をしてください。」としつこいくらいに言っています。
それには理由があるんですね。
もし返信してしまったら…恐ろしいことになりますよ。
自分から「危険」に近づかない
迷惑メールやワンクリック詐欺に返信すること。
それは自ら危険に近づくということです。
ところで、皆さんは詐欺に遭ったことはありますか?
そんな人はほとんどいないでしょう。
皆さんを騙そうとしているのは詐欺業者。
だますことのプロです。
皆さんはだまされ慣れていません。
言わば、だまされることの素人です。
素人がプロに狙われるとどうなると思いますか?
お金や個人情報を盗られるかもしれません。
「返信すること。」は自分からだまされに行くことと同じことなのです。
騙されないために知ることが必要
こちらから近づかなくても、詐欺業者は向こうから近づいてくることもあります。
そんな時に役立つのが「知識」です。
相手がどんな手を使ってくるか分かればだまされることはありません。
とは言っても詐欺の手口を一つ一つ覚えないといけない…というわけではないのです。
やってくることは一緒なので基本さえ押さえれば大丈夫です。
ちなみに、ネット上だろうが実社会だろうが詐欺の手口は同じです。
基本にあれこれアレンジしているだけなのです。
知識はあなたを守ってくれる
詐欺の話とはちょっと違いますが余談です。
私はセールスや勧誘の話は出来るだけ聞くようにしています。
新聞、印鑑、クレジットカード、生命保険、宗教などなど。
聞く前に断りを入れます。
「買う気は全くありません。話を聞くだけですけどいいですか?」
すると、向こうは喜んで喋ってくれます。
話を聞くと、話術や勧誘のテクニック、商品の詳細などたくさんのことを知ることができます。
逆にお金を払って聞きたいくらいの情報をタダで喋ってくれるのです。
こんないいことは無いです。
勧誘のプロが自分のテクニックを無条件で披露してくれるのです。
これを自分のものにできれば大きな力になるでしょう。
ただし、これを実行するには必ず勧誘を断る自信がある人だけにしてください。
相手は勧誘のプロなので、あなたに自信があってもいつの間にか契約していたことになりかねません。
10年先のネット社会を生きるために
インターネットが普及して日が浅いです。
これから先いったいどうなっていくでしょうか?
1つだけ言えることは「知ること。」を怠ってはいけないということです。
心配しないでください。
そんなに難しいことではありません。
知らないといけないのは「最低限の知識」です。
それがあなたをネット犯罪から守ってくれます。
1つ注意してもらいたいことがあります。
「面白そうだな。」と思って安易に返信したり怪しいサイトに行かないことです。
先ほどの勧誘の話と一緒ですが、どんなに自信があってもだまされることがあります。
私はリスクを限りなく低くした上で詐欺業者とコンタクトを取っていますが、それでもだまされたり被害に遭う可能性はゼロではありません。
皆さんがあえて危険な目に遭う必要はないのです。
このブログもそうですが、今はネット上にたくさんのネット詐欺の情報が溢れています。
セールスの勧誘に自分から飛び込むくらいの気概があれば、すぐに知識が身につきます。
先人の知識を利用して皆さんの物にしましょう。