本アドレスと捨てアドレスを持とう
スマートなメール管理のために
みなさんが連絡用として使っているメールアドレスは何でしょうか?
ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアメールですか?
Gmailをメインに使っていますか?
ラインが普及しているとは言えメールを連絡に使っている方はまだまだ多いでしょう。
でもメールアドレス一つだけしか使っていないと色々と不都合が生じます。
その問題と対策についてご紹介します。
広告メールが大量に届く
サイトを利用しているとメールアドレスを登録することが多いと思います。
ここで広告メールの送信を許可してしまうと大量のメールが毎日送られてきます。
広告メールが必要な人ならありがたいものですが、多くの人にとっては不要なものですね。
良心的なサイトは「広告メールの送信を希望する」のチェックボックスが分かりやすいところに配置されていたり、最初からチェックが入ってなかったりします。
でもそうじゃないサイト、たとえば楽天さん。
筆者は楽天市場や楽天トラベルをよく利用するのですが、広告メールが勝手に配信されて困っています。
いや、勝手にというのは語弊がありますね。
注文時に「配信を希望する」ボタンは確かにあります。
でも下の方までスクロールしないと見えないんですねー。
だから、商品を注文すると同時に、不必要な広告メールを大量に注文してしまう羽目になります。
ちょっと不親切だなーと思いますね。
ただ、広告メールはお客さんにアプローチできる有効なマーケティング手法です。
有効だからこそ楽天のような手法をとっているサイトはたくさんあります。
迷惑メールが大量に届く
迷惑メールは犯罪者が好む手法です。
100万人にメールを送って10人が引っかかってくれればいい。労力はほとんどいらない。迷惑メールが減らないわけですね。
各社の迷惑メール対策が優秀になっているので一昔前ほど迷惑メールを受信しなくなりました。
それでも時々やってくる迷惑メール。本当に迷惑ですよね。
迷惑メールを防ぐには英字と数字を混ぜてなるべく長いアドレスにするのが有効です。
eio54fdfsaf5faa5879fawtw89ew@gmail.com
こんなメールアドレスなら犯罪者に特定されることはまずないでしょう。
犯罪者は実際に使われているメールアドレスが分からないので、英数字をランダムに並び替えて一斉に送信します。
しかし、上記のようなメールアドレスなら、ランダムに並び替えて特定するのはほぼ不可能に近いです。
ただし、こんな長いアドレスは覚えにくいし入力しにくいので実用的とは言えませんね。
もう一つは、あなたのメールアドレスがどこからか漏れている可能性があります。
怪しいサイトに登録しませんでしたか?メールを送りませんでしたか?
メールアドレスは個人情報の一種なので、悪徳業者の中でやり取りされています。
「実際に使用されているメールアドレス」の情報は意外と貴重なんです。
裏で回っている情報を元に、あなたへ迷惑メールを送りつけている可能性もあります。
メール管理はどうすればいい?
結論は最初の見出しのとおりです。
本アドレスと捨てアドレスを持つことです。
ものすごく簡単です。
それぞれの使い分けはこうです。
本アドレス(メインアドレス)
○ 連絡用
○ クレジットカードの請求金額や、支払い完了通知など重要なメールしか受信しない
捨てアドレス(サブアドレス)
○ ゲームサイト、ショッピングサイトなどで使う
○ とにかく重要ではないものには全てこれ
これだけです。
サイトやサービスを利用するにはメールアドレスを登録しないと行けないことが多いですが、こうすればうざったいメールから開放されます。
本アドレスはメインなので重要な連絡しかきません。
捨てアドレスは通知をオフにして普段も開きませんので、どれだけメールが来ても問題ありません。
「どうぞ好きなだけ送って下さい」という感じです。
本アドレスを守るために、捨てアドレスを設定する。
とても簡単ですので、ぜひお試し下さい。